「テラセネ」コンプリート記念レビュー
こんにちわ。太陽のように明るいヤマトです。
ふりふらさんのアプリ「テラセネ」を最後までクリアしたので、レビューさせていただきます。ネタバレも普通にするのでご注意を。
太陽の光で灰になる女の子を、太陽になって守り抜くディフェンスゲーム
— ふりふら@給仕悪魔ベアー ゲーム作る (@shakeflower) May 23, 2018
『テラセネ それでも君を照らしたい』をリリースしました!
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iOS https://t.co/tepqtgOkHc
恋する太陽の皆様におかれましては、光の速度で拡散ダウンロードをお願いします!#テラセネ pic.twitter.com/ncYRkiRihn
unity1week版から機能やストーリーやステージを追加してリリースされたアプリ版。
グラフィックも改修されてるし、何より雰囲気が良い!音楽のチョイスも完璧。
光を当てると本性が暴かれる表現が秀逸で、お気に入りは一見ゴリラのようなブロッケン。ああ、好きなんだ。ゴリラ。ブジュルジュル。
あとテキストと演出がとても良い。後半ボスの前口上は不気味さと適度な厨二感があって、ちょっぴり怖い童話のような雰囲気を味わえる。
ゲームバランスがかなりピーキーで、一回お嬢が襲われると詰む危険性が跳ね上がるため、後半くらいになると攻略パターンを組んでいく必要がある。この辺は好みが分かれそうだけどボクは楽しめた。
NORMALをクリアするとHARDが出現して、ストーリーをさらに深く知る事ができる。これ以上難しいとかマジかよ承太郎と思うだろうけど、そこまで難易度は上がらないので大丈夫(最初のうちはね…
ただ、残念ながら物申したい部分もいくつかある。
まずバグが多く、ボタンの多重入力とかで簡単にバグってしまう。
ステージごとのバランスもまちまちで、個人的にはステージ4の難易度は異常かと。
HARDのラスボスもひどいけど、アレはまた別枠なので。
システム面で言うと、お嬢が襲われると必ず無防備になるのはちょっと厳しい。せめてスピードの速い誘拐タイプは防御したままとかでいて欲しい。
高難易度になるとお嬢の復帰タイミングがとても重要になるので、復帰ゲージとか表示されてると嬉しいような。自分が焼いても復帰するのが意外で、そこに気づくのに時間が掛かった。
最後にレースの仕様について。単純な強化ではなくメリット・デメリットがあり、発動まで時間も掛かるので、ピンチになった時に使ってもお嬢が上手に焼けてしまう。アイテムを消費するのは抵抗があって、出し惜しんでるうちに詰んでしまう場合が多い。結果決め撃ちする事になるのだけど、そうなるとアイテムが惜しいのでゴリ押しになっちゃうんだよね…
個人的にはアイテム消費でアンロックにして、ステージ内で回数・時間制限の方が、使いやすさとか戦略性があるんじゃないかなと思う。しかし最強レースだけノータイム発動…ってコレ、ラスボスに連射させるために作ったでしょー!もー!
以上、いろんな意味で個性的な作品でしたが、ボクは存分に楽しませて頂きました。
新作を心待ちにしています!